ヒュミドールの比較(保水能力)
さてそれぞれのヒュミドールを5分間水を入れたコップに入れて、その後取り出し表面を拭いました。もともと加湿目的ですし、無理に水切りすると中の素材を壊してしまう可能性があります。ラグビーボール型も同様です。
その後30分放置し、それぞれ計測した結果がこれです。
乾燥重量(g) | 給水後重量(g) | 保水量(g) | 保水能力 (給水重量/乾燥重量) |
|
柘製作所ヒュミドール・アルミ | 4.15 | 4.94 | 0.79 | 119% |
2個セット新しいアルミケース | 5.45 | 6.47 | 1.02 | 119% |
ツェッペリンmini ヒュミドール | 2.42 | 4.06 | 1.64 | 168% |
柘製作所のヒュミドール・アルミは商品説明で4.5gと記載してありますが、わたしの場合、結構使い込んでいるので中の珪藻土が微妙に減っていることが考えられます。一方「2個セット」の新しいアルミケースはアルミデザインが新しく重いことが重量増につながっているようです。しかし、保水量では新しいアルミケースのほうが上回ってますね。Zeppellin Mini Blimpifier(どうやらツェッペリンと読むらしい)は驚きの保水量を確保しています。やはりラグビーボール型が体積含め有利に働いているようです。
前にも書きましたが、葉巻のヒュミドールと違い、シャグ煙草・パイプ煙草は50g、100gが保管の基本単位。葉巻のように立派な保管庫ではなく、密閉瓶が使いやすいため小型のヒュミドールが活躍するのですが今回の実験で密閉瓶で保管するならZeppellin Mini Blimpifierがもっとも適していると言えます。保水量も多く、アルミケースのように煙草の汚れが目立つこともありません。逆に煙草ポーチやちょっとした乾燥防止には柘製作所および2個セットのアルミ・ヒュミドールが役立ちます。薄くてかさばらないのは煙草ポーチやジプロック袋には最適です。
さてこのZeppellinですが、中身は何なのでしょうか?好奇心にかられ、ラグビーボールを割ってみました。
海綿ですね〜、そうスポンジです。ただ乾燥している時は固いです。普通のスポンジのようにブヨブヨしているわけでなく乾燥状態ではかなり固く脆い印象です。多分メラニンスポンジ?かな?
まあ、無理やり割ってみたので普通の使い方では割れることもないので耐久性は珪藻土よりあるかもしれません。まあ、いずれにしろ消耗品なのでいつかはダメになる時があるとは思いますが、通常の使い方であるならかなりの年数使えるように思えます。
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